QRコード決済「LINE Pay」を店舗に導入するメリットとデメリット

PayPay(ペイペイ)の大々的な参入、政府の方針としてキャッシュレス決済の普及に力を入れていることで、QRコード決済(スマホ決済)を導入する店舗が増えています。現在は、各社がキャンペーンを実施しており、初期導入費用0円、決済手数料0円と費用面から小売店や飲食店など小規模店舗が導入しやすい、お試ししやすい環境が整っていますね。

今回は数あるQRコード決済の中から「LINE Pay(ラインペイ)」について、店舗に導入するメリットとデメリットを中心に解説します!

LINE Pay(ラインペイ)とは

無料通話アプリ「LINE」で有名なLINE株式会社が提供するQRコード決済が、LINE Pay(ラインペイ)です。加盟店での買い物に使えることに加え、LINEの友達同士で送金ができたり、割り勘ができたりするのが特徴です。本人確認をすれば、出金も可能(216円の手数料が必要)。

LINE Payを店舗が導入するメリット

一般的にキャッシュレス決済を導入すると、現金の取り扱いがなくなる分、小銭の準備やレジ締め作業の時間の削減ができたり、人的ミスを減らせたりといったメリットがあります。これに加えて、QRコード決済の場合は、低コストで導入が可能です。もちろん、LINE Payでもこれらのメリットを受けることができます。

そして最大のメリットは、「集客・販売促進」効果でしょう。

LINEには、「LINE@(ラインアット)」と呼ばれるビジネス向けのLINEアカウントがあります。友達になってくれたお客様やファンに対して、一斉にメッセージを送れたり、LINE限定のクーポンを配信できたり。もちろんブログやFacebookのように不特定多数の方へ向けて、情報を発信することもできます。

ここで肝になるのが、既にお気づきだと思いますが、お客様に「友だち登録」をしてもらうこと。LINE Payの場合は、スマホで決済を行うと、決済時にアカウントへの友達追加を促すことができます(※)。ご満足いただければ、友だち登録をしてもらえ、リピート見込みが高くなりますね。

リピーターを増やす、つまりファンを増やすことで販促活動に活かしやすいのがLINE Payの最大の特徴、メリットであると言っていいでしょう。

※「LINE Pay友だち追加機能」は、2019年4月1日現在、メンテナンスのために一時停止しています。

LINE Payを店舗が導入するデメリット

一般にキャッシュレス決済を導入するハードルになるのは、決済手数料ですが、現在は期間限定とはいえ0円としている決済事業者が多いです。LINE Payも例外ではなく、2021年7月31日までは決済手数料0円で利用できます。つまり。現在は決済手数料はデメリットになりません。

では、何が一番のデメリットかと言うと……。

多くの決済手段を導入している弊社が感じたのは、LINE Payへの加盟店開設の手続きの負担。

手続きの負担が大きい

①アプリのダウンロードからアカウント作成(加盟店ID・パスワード)、必要情報の入力
ダウンロードしたアプリから入力する必要があるため、スマホやタブレットで入力しないといけないのが面倒でした。パソコンから行えるといいですね。

※加盟店登録が完了すると、Webから管理画面にアクセスできるようになります。

②加盟店審査
当社の場合は、ITコンサルという名目だったからか、加盟店審査に時間がかかりました。どういう商品なのかなどのやりとりが発生。他の決済事業所に比べて、厳しめに審査を行っているのかもしれません。

③管理画面へのアクセス
店舗用IDを使いログインはできましたが、管理画面に進まず苦戦。管理者として個人LINE IDの登録を促されましたが、よく分かりませんでした。結果的には管理者登録は任意で、画面の下の方に表示される「後でやる」ボタンをクリックして先に進めば良かったようです。

④「LINE Pay 店舗用」アプリの設定
決済画面に到達するまでの関門が多く、ややこしかったです。写真は、事前に端末に保存しておく必要があります。

少々複雑で分かりにくい中での設定でしたが、サポートが非常に丁寧で親切だったのは救いでした。

動画でも解説していますので、あわせてご覧ください。

入金までに時間がかかる

PayPayや楽天ペイは、最短で翌日に入金されるのに対して、LINE Payは月末締めの翌月末払いです。このためLINE Payの導入については、資金繰りを考えた上で行うことをおすすめします。

今回は以上になります。
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LINE Payで実際に決済する様子を知りたい方は、以下の動画をご覧ください。

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