加速し始めた飲食店のキャッシュレス化!導入するメリットは?

以前、ロイヤルホールティングやすかいらーくグループのキャッシュレス化の話をお伝えしましたが、2020年の東京五輪を意識してか、飲食店でキャッシュレス化がさらに進んでいるようです。

 

日本マクドナルドは3月8日に、NFCによる非接触決済サービスの取り扱いを「Visa」「Mastercard」「JCB」「American Express」で開始することを発表しました。

NFC搭載の携帯電話やNFC対応のクレジットカードを決済端末にかざすだけで、商品の購入ができるようになり、お客様のお支払い方法の選択肢はさらに広がり、利便性が向上します。

先日、筆者も久しぶりにマクドナルドに行きましたが、dポイントや楽天ポイントでの支払いを含めて、選べる決済手段が豊富で、一瞬迷うほどでした。

また日本マクドナルドは、スマートフォンで商品の事前注文・決済ができるシステムを導入する計画を明らかにしています(参考)。

 

こういった事前サービスがさらに広がると、キャッシュレス化もさらに進むことが予想されます。
事前決済であれば、店舗側はドタキャンのリスクも回避できますね。

 

さらにShowcase Gig(東京都港区)がは2018年秋にも、飲食店向けに無人のセルフ注文端末「O:der Kiosk(オーダーキオスク)」を発売。既存の券売機とは違い、完全なキャッシュレスである点に注目が集まっています。

将来を見据えてあえて現金を切り捨てることで端末が金庫などを持つ必要がなくなり、サイズもコンパクトにできた。また、「現金の回収など運用の負荷もなくなる」 (新田氏)。
日経トレンディネット 飲食店注文は無人端末へ、キャッシュレス化を推進

店舗側としては、キャッシュレス化を行うことで、手数料などの負担は増えるのはデメリットですが、メリットもあります。

(1)取引が電子データとして残る
(2)現金の管理や運搬に関する手間の削減
(3)盗難のリスクが減る
(4)購買データを得やすくなる

 

(4)の「購買データ」の利活用は、今後さらに進むことが期待されています。
詳しい内容については、平成28年2月に経済産業省が発表した報告書「クレジットカード産業とビッグデータに関するスタディグループ」が参考になるでしょう。

 

インターネットが普及したときに、「ぐるなび」「食べログ」のような飲食店の情報を集めたウェブサイトが大きな注目を浴びました。これらのサイトにページがない飲食店は、ウェブで情報を探す層からは、存在しない店となってしまいます。

 

これと同様に現金でしか決済できない店は、存在しない店となってしまうのかまでは未知数ですが、現時点でも海外からの観光客は、現金以外での決済ができるかどうかも店舗を選ぶ選択肢の1つになっているでしょう。

 

飲食店を経営されている皆さん、小売業を営まれている皆さん、日々の業務に追われがちで、新しい知識を得て、新たな試みを始める時間的な余裕を生み出すのは、なかなか難しいことだとお察ししています。

IT化することで効率を上げたいと思っても、それを試す余裕がなく、負のスパイラルに陥っているケースもあるようです。

 

何かを変えるのは、どんな小さなことであっても大変です。
そういうときは、周りの力を借りることで、推進していくのもひとつの方法ではないでしょうか。
誰かにお願いすることで「やらなくてはいけない」という覚悟が決まります。
そして困ったときにサポートしてもらえる環境を作ることができ、より早く新しいステージへと行けることでしょう。

 

弊社では全てに関して最適なアドバイスや解決策を提供できるわけではありませんが、かかりつけの医者のように「ちょっと聞いてみよう」と思ってもらえる存在を目指しています。何かありましたら、遠慮なくお問い合わせください。