【雑談】月末の支払い ”振込作業” が大の苦手な理由を考えてみた(銀行のAPI開放と画期的サービス誕生の期待)
経緯と概要
月末の支払いの日にふと思ったこと。
会社経営をしていれば仕入先への支払い、社員の給与など、月末の支払いが必ず発生する。光熱費、保険料、社会保険、カード支払い、口座引落しなど月末に集中する場合が多い。それらを考慮し調整して月末時の振込作業をするのだが、この作業が昔から大の苦手である。その理由を整理して考えてみた。
滅多にないことだが、先月は振込先を間違えてしまった。先方に電話をかけて説明し、翌月に振込によって返金してもらった。返金までの3週間ほど、口座の残高が減ってしまっていた。
月末時の支払いとして通常すること
- 資金繰り計画(複数ある支払先の振込先と金額の確認など)
紙の請求書などを整理して収集。請求情報が散在している場合もあり。探す手間がかかる場合あり。 - 口座残高の確認と調整(残高が足りていない場合は調整する)
計算、口座間の資金移動などで調整する手間がかかる。 - 現金があれば口座への預入作業(企業によっては数百万円から数千万円の場合も?紛失盗難のリスク)
現金を預け入れる作業はかなりの負担。銀行への移動と手続きのために人が動く必要あり。場合によっては資金繰りのために運転資金の借入れの相談も必要。 - 振込作業の実施(振込件数分)
振込作業:オンラインバンキング
- 口座アカウントにログイン
- 振込みのページに移動
- 相手先の口座を指定
銀行、支店、口座種類、口座番号、指名の入力など - 振込金額の入力
- パスワード入力
場合によってはワンタイムパスワードや数桁の数字入力が必要
※ 振込先、金額が間違っていないか要確認。
※ パスワードの入力間違い、変更、ワンタイムパスワードのタイミングや数字の入力は結構ストレスがかかる作業。
※ 振込作業は1件でもエネルギーを使う。これを振込件数分行うので全体では相当なエネルギーを消費する。
結論
振込作業が苦手な理由
本質的には口座間の数字(情報)の移動でしかない。付加価値も生まない非生産的な作業だが結構な時間とエネルギーを使う。人間がやるべき作業ではない。
と考えているため。
備考
- 振込手数料が高い
一回あたり500円以上の振込手数料もある。年間で数十万円以上のコストになる場合も。国からの値下げ依頼の話題もある。高いと思う。 - 残高に余裕がある企業は少ないのではないか?
その他
- デジタル通貨の普及に期待
日銀デジタル通貨
ビットコインなどの暗号通貨
現金不要な社会の到来 - 銀行API開放に期待
振込などの作業の自動化 - 残高・明細の確認
オンラインで最大過去2か月分しか確認できない銀行が多い。非効率的。 - 銀行窓口の営業時間
15時で終了の銀行が多く不便。